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旅するエンジニアの気まま備忘録

【Redis】 CentOSにRedisをインストールして簡単な動作検証

今回はRedisの導入をしてみました。 最近はKVSといえばRedisみたいになってきましたね。 そんなことないかもですが。

昔はTokyo TyrantとかKyoto Tycoonとかあったもんですがね。 最近全然聞かず、話に出しても「懐かしー」って感じになってきましたね。

Redisはメモリ上で動作する高速なKVSで、メモリ上にあるってことは動作停止やハードの再起動とか電源が切れたりしたら保存されているデータが消えてしまうんじゃないかって不安があると思うのですが、データをディスクに持たせることができるのでキャッシュ用のデータベースとしても優秀なのですが、データストアとしても利用できるように設計されているみたいです。 すごいですね。

早速やっていきましょ!

makeして入れるので必要なソフトウェアが入っているか確認 必要なのは以下の3つ。 環境作っている人なら大体必須なので入っているはず?

wget, gcc, make

まずはwgetでRedisを落とします。 今回は指定があったので3.0.3を落としました。

# wget http://download.redis.io/releases/redis-3.0.3.tar.gz

ちなみに最新版で言うと現時点では3.0.5が最新になります。

http://redis.io/

インストールはお馴染みの感じなのでさくっと

# mv redis-3.0.3.tar.gz
# cd redis-3.0.3.tar.gz /usr/local/src/
# tar xzvf redis-3.0.3.tar.gz
# cd redis-3.0.3
# make
# make install

これでインストールは完了です。 次に設定ファイルを編集します。

設定ファイルは解凍したredisのフォルダ内にあるのですが、他のミドルウェアと同様に/etc配下に置いちゃいました。 わかりやすいからね。

mkdir /etc/redis/
cp /usr/local/src/redis-3.0.3/redis.conf /etc/redis/

さて、設定していきましょう。

daemonize no
↓
daemonize yes

logfile ""
↓
logfile "/var/log/redis.log"

上記2点ですね。

redisの起動方法は先程設定したconfを指定して起動させます。

# /usr/local/bin/redis-server /etc/redis/redis.conf

これで動作しているはずです。

psコマンドなどで確認してみましょう

# ps -aux | grep redis

立ち上がっていることが確認できたら 早速動作確認をしてみましょう。

# redis-cli
127.0.0.1:6379> set key "hello world"
OK
127.0.0.1:6379> get key
"hello world"
127.0.0.1:6379> exit

set して getできればOKですね。

これでRedisのインストールから動作検証までが完了となります!